IG証券ノックアウトオプション 良さと注意点が明確になってきた。
今週頭から取引を始めたIG証券のノックアウトオプションですが、デモ取引→実弾→やけど→冷静に考える・・・という工程を得て、良さと注意点が私なりに明確になってきました。
ノックアウトオプションの良さ
- 株価指標や商品(金・原油など)もあり、ものによると数百円からポジションを持てる
- 最低ロット数以上は、0.01単位でポジションを持てる
為替ばっかりに気をとられていましたが、よく見てみると株価指標や商品先物のノックアウトオプションもあります。ものによりますが、数百円からポジションを持てるオプションもあり、少額でハイレバ取引だけではなく、少額で分散投資的な使い方にも対応できそう。
また、注文画面で最低ロット数が表示されます。その数量以上であれば、0.01単位でポジションがとれることも見逃してはいけない。たとえば、ドル円は最低0.5ロット(5000通貨相当)からですが、これ以上であれば0.51・0.57といった中途半端な数量でもポジションを持てます。
この2点を踏まえると、世界の株価指標分散投資やゴールド・原油などの商品も交えたポートフォリオを形成することもできます。あっ、ノックアウトオプションは期限が決まっており、無期限に持てるわけではないですが、だいぶ先が指定されているので、実質それほど問題ではないと思いますが。
例えば、ゴールドは0.25ロットからポジションを376円で持てました。KOラインは1時間足で直近安値付近で。現在値からKOラインまでの値幅が376円ということは、単純計算で上に同じ幅上昇しても+376円弱(スプレット分がマイナスされる)になるというのもポイント。
これはあくまで一例ですが、ここからもっとリスクをとりたいならKOラインを現在値に近づけるか、保有ポジションを増やす形になります。で、必要証拠金=被る可能性がある最大損失額です。
ノックアウトオプションの注意点
- 指標発表時などは有効性が大きく下がる!
指標発表前などは選択できるノックアウトレベルがかなり遠い所からとなり、魅力であるハイレバ取引ができなくなるという注意点があります。
下の画像が、とある指標発表後に取引をしてみようと思ってツールを立ち上げて一番近いノックアウトレベルを選択した画面です。
・・・・168.4ポイント=168.4PIPS=1万通貨相当をポジるのに16800円+スプレッド+保証料の証拠金が必要となり、通常に一番近い所で10PIPS台、タイミングによっては一桁台の値幅でポジれるのを知っていると、若干肩すかしを喰らった感じになりますw。
また、「動いているんだから、そのぐらいの値幅ひつようなんじゃね?」と思うかと思いますが、同じタイミングのチャートです。
日足です。
どういうことかというと、このタイミングでは日足で直近安値水準までの下げリスクを背負ったブル(上方向)のポジションしか取れないという意味。いやいやいやいや、動いているのはわかりますが、通常10PIPSとかで提供してるのに、日足直近安値水準までが最狭とは・・・・w。
もちろん、両建てなどによる指標ギャンブル防止という面があると思いますが。。。
結局、ノックアウトオプションはどうなの?・・・良いと思います!
ノックアウトオプションという投資商品の特徴や特性・ルール・勝ちパターン・負けパターン、あと若干個性的なツールの使い勝手など、学んだり経験してみないといけないことが結構ありますが、それをする価値はある投資商品だと感じています。
興味がある方は、まずリアル感がない大金が設定されるデモ取引で体験してみることをお勧めします。よければ実弾でどうぞ。
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